消防行政
扇風機の火災にご注意ください!
気温が上がるこれからの時期は、ご自宅や勤務先で扇風機を使用する機会が増えてきます。全国的に6月~8月は、扇風機が原因で発生する火災が増える時期です。
倉庫や押入れにしまい込んでいた扇風機を出してきた時、また、本格的に使用する前に、異常がないか点検することが大切です。
白河消防署表郷分署では、扇風機の火災を未然に防ぐため、注意喚起を行っています。
【火災事例】
★ 扇風機内部の電気部品が劣化してスパークし火災が発生した。
★ 扇風機内部の配線が首振り機能などで、繰り返し折り曲げられることで断線、スパークし、火災が発生した。
★ 電源コード類の改造や不適切な修理、ねじり接続等により異常発熱し、火災が発生した。
写真提供:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)
【異常がある症状】
★ スイッチを入れても羽根が回らない。
★ 羽根の回転が異常に遅かったり、不規則だったりする。
★ 羽根が回転するときに異常な音や振動がする。
★ モーター部分が異常に熱かったり、焦げ臭い臭いがする。
★ 電源コードが折れ曲がっていたり破損したりしている。
★ 首振り動作が不規則だったり異音がする。
【異常があった場合の対応】
扇風機の異常を発見したら、扇風機のスイッチを切って、電源コードを抜いてください。扇風機を購入した店舗又は製造メーカーの修理窓口に相談して下さい。
【注意事項】
扇風機を点検し、火災の予兆に早めに気がつくことで未然に防止できるものがあります。本格的な夏を迎える前、扇風機を使用する前に点検を行ってください。
【その他】
扇風機の火災について、NITE=独立行政法人製品評価技術基盤機構でも注意喚起を行っています。※下記アドレスでご覧になれます。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01160201.html