消防行政
9月9日は救急の日
厚生労働省と総務省消防庁は、毎年9月9日を「救急の日」、救急の日を含む1週間(日曜日から土曜日)を「救急医療週間」と定めています。
救急車の要請は年々増加傾向にあり白河広域管内では令和5年度の出動件数は6,725件でした。しかし、その内半数以上は軽症者であり、全国的にも救急車の適正利用という言葉を目や耳にすることが増えてきていると思います。
ですが、適正利用と一概に言っても何が適正で何が不適正なのでしょうか。
救急車を呼ぶべきか、救急ではないけど病院を受診するべきか、病院を受診しなくても自分で市販薬や応急処置で様子をみるべきかの判断というのはなかなか難しいと思います。
その難しい判断を手助けして貰えるツールがあるので紹介していきたいと思います。
1つ目は「福島県救急電話相談」です。福島県では令和5年4月1日からスタートし判断に迷ったときに専門家からアドバイスを貰うことが出来ます。
携帯電話、固定電話(プッシュ回線)からは「#7119」
固定電話(ダイヤル回線)、ひかり電話、IP電話など、「#7119」につながらない場合には「024-524-3020」
なお、通話料は利用者のご負担になります。
※15歳未満の方の症状に関する相談は、別途専門の窓口を設けてあります。「#8000」または「024-521-3790」
2つ目はスマートフォンで使える「全国版救急受信アプリQ助」というものもあります。
こちらは具合の悪い方の症状を質問形式で選択していき、その人の状態が救急車を呼ぶべきか、救急車は必要ないが病院を受診した方が良い等の判断の手助けをしてくれるアプリとなっています。
こういったものを活用し救急車の適正な利用をお願いいたします。