消防行政
vs災害‼
9月1日(木)は「防災の日」です。
また、8月30日(月)から9月5日(火)までの1週間は「令和4年度防災週間」となります。
「備えなくして防災無し。」
感染症対策を徹底しつつ、「自助」「共助」「公助」を見つめなおし、地域防災意識を向上させましょう。
日頃から災害に備え、準備をしておきましょう。
火災に対する備え
寝室及び寝室に通じる階段は、住宅用火災警報器の設置義務です。 |
公共施設や事業所でみかける消火器。 家庭用消火器はホームセンターで販売されています。 |
※消防署・分署では住宅用火災警報器や消火器の販売・斡旋はしていません。訪問販売等により金銭を要求することもありません。
※住宅用火災警報器の設置状況調査を行う際には、消防車両で出向し、活動服を着用して調査しています。不審に思われた際は身分証の提示を求めてく ださい。
地震に対する備え
低価格で買える落下防止用マット。 | タンスやラックを固定し、転倒によるケガを防止しましょう。 |
枕元には懐中電灯やスリッパを準備。地震による停電時に備えましょう。 | 避難時に物が散乱しているとケガをします。廊下を整理しましょう。 |
台風・豪雨に対する備え
家の周囲を整理し、物が飛ばされないようにしましょう。 |
浸水や土砂災害予測を防災マップで確認し、避難経路を確認しましょう。 |
台風やテレビやラジオ、インターネットから情報収集しましょう。 |
予期せぬ豪雨時には垂直避難を考えましょう。 |
「~台風19号を忘れない~」
あの日、表郷であんな災害が起こるとは。誰もがそう感じたのではないでしょうか。
白河市表郷管内における台風19号データと被害状況 | |
発生日時 | 令和元年10月11日日中から10月13日未明にかけて |
期間降水量 | 373ミリメートル |
最大瞬間風速 | 北西の風 27.2m |
最大風速 | 北西の風 16.4m |
人的被害 | 死者1名 |
住家床上浸水 | 16棟 |
住家床下浸水 | 15棟 |
非住家床上浸水 | 8棟 |
非住家床下浸水 | 22棟 |
道路破損・土砂崩れヶ所 | 33か所 |
河川被害箇所 | 12か所 |
橋梁被害 | 3か所 |
通行止め箇所 | 10か所 |
片側通行箇所 | 1ヶ所 |
その他(水路・田畑への土砂流入) | 多数 |
上記のとおり、経験したことのない暴風雨、河川氾濫及び土砂災害が発生し、1名の尊い命が奪われました。
表郷は藤野川・社川が流れており、各地区に向かう際には必ず川沿い又は橋を通らなくてはなりません。
ニュースや防災ラジオを通し、情報収集と早めの避難をお願いします。
災害全般に対する備え
「非常持ち出しリュック」と「自宅への備蓄」
両手が使えるようにリュックタイプをお勧めします。 必要なものをまとめ、背負える重さ・大きさで! ※停電時には電子決済が使用できないため、現金の準備も必要です。 |
様々な理由で避難所を利用できない方もいます。 また、避難所に食料や水が配給されるまで時間がかかることも。 自宅で水と食料の備蓄を! |
消防団の方へ
表郷分署員は、災害に備えるため日々訓練や体力錬成、知識の習得、予防事務に励んでいます。
しかし、自然災害時には河川氾濫や土砂災害が同時多発するため、常備消防力だけでは対応できません。
表郷分署職員数 | 全職員8名。24時間勤務で2交代制のため、1日の勤務は3名(週休者1名) |
表郷分署車両数 | ポンプ車1台、広報車1台、救急車1台 |
地域の地理や住民の方との親交が深い消防団。災害時には連携活動の方、宜しくお願いします。