消防行政
リチウムイオン電池の火災に注意
充電することにより繰り返し使用できるリチウムイオン電池は、高容量化、小型化が進み様々な商品に使用されています。身近な商品では、スマートフォンやタブレット端末をはじめ、モバイルバッテリー、携帯ゲーム機、加熱式タバコといった機器にもリチウムイオン電池が使用されています。近年製品が増え、事故発生件数も増加しています。
事故事例
1 高温時
高温下の車内にモバイルバッテリーを放置した場合、使用されているリチウムイオン電池が、熱の影響により破裂、発火するおそ
れがあります。
出典元:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)注意喚起動画→https://www.youtube.com/watch?v=53S331IMulo&t=3s
2 外部からの衝撃
製品を落下させたことにより、外部からの衝撃が加わったりすると内部にショートが生じ、破裂や発火につながることがあ
ります。
出典元:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)注意喚起動画→https://www.youtube.com/watch?v=P_b32RG02eM
3 リコール対象製品
リコール対象製品をお持ちの場合は、異常が認められなくても使用を中止し、販売店や製造事業者に連絡してください。
4 過充電
過充電保護機能を有していない物や、製品付属の充電器(ACアダプター)ではなく他製品の充電器で充電してしまうと、リチウム
イオン電池が過充電により発火し、火災につながるおそれがあります。
気を付けるポイント
- 高温下や低温下に放置しない
- 落下させたり、踏みつけたり外部からの衝撃を与えない
- リコール対象製品は使用を中止する
- 推奨されている純正品を使用する
- 一般ごみと一緒に捨てない(自治体で決められた方法で処分する)
- 分解や改造などをしない
- 充電完了後は充電器から抜く
製品の取扱説明書を読み、適切に使用しましょう。
問い合わせ先
- 2025年7月20日
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