消防行政
令和4年春季全国火災予防運動
令和4年3月1日から3月7日までの1週間、春季全国火災予防運動が実施されます。
この運動は、空気が乾燥し、火災が多発する時期を迎えるにあたり、火災予防の普及及び火災による死者の発生を減少させると ともに、市民の財産の損失を防ぐことを目的としています。
2021年度 全国統一防火標語 「おうち時間 家族で点検 火の始末」
2021年度 山火事予防統一標語 「山火事を 防ぐあなたの 心がけ」
住宅防火【命を守る10のポイント】
4つの習慣 |
- 寝たばこは絶対しない、させない。
- ストーブの周囲に燃えやすいものは置かない。
- コンロを使う時には火を着けたまま離れない。
- コンセントのほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策 |
- 火災の発生を防ぐため、ストーブやコンロは安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐため、整理整頓をし、寝具や衣類、カーテンは防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消火するために、消火器を設置し、使い方を確認しておく。
- 高齢者や身体の不自由な方は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火・防災訓練への参加し、地域ぐるみの防火対策を行う。
4つの習慣+6つの対策=住宅防火【命を守る10のポイント】 |
10のポイントをまとめると、
- 【火を出さない予防】
- 【早期発見】
- 【延焼拡大阻止】
- 【初期消火】
- 【早期避難】
住宅用火災警報器の設置及び点検について
白河地方広域市町村圏消防本部管内では、平成23年6月1日から、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
【設置義務箇所】寝室として使用するすべての場所及び2階建て以上の階段。
【設置推奨箇所】台所は設置義務ではありませんが、火を使用する場所のため設置を推奨します。
【購入できるお店】ホームセンターや家電量販店等で購入できます。価格はメーカー、種類、性能等により異なります。
【点検方法】
住宅用火災警報器は電池が切れると作動しなくなります。定期的に点検ボタンを押すか点検ひもをひっぱり、作動確認を行ってください。
なお、次の場合には必ず作動確認を行ってください。
- 初めて設置したとき
- 汚れなどの掃除をしたとき
- 設置場所を変更したとき
- 故障や電池切れが疑われるとき
- 長期留守にしたとき
- 電池の交換をしたとき
消火器の使用方法
消火器の使用方法は簡単です。消火器本体にも書いてありますが、「火事だ!と叫んでピン!ポン!パン!」を覚えておきましょう。
- 「火事だ!」:叫んで、火災の発生を周りに知らせましょう。そうすれば、周りが気付き、消火協力や迅速な避難につながります。
- 「ピン」:レバーの上部についている黄色いピン(誤作動防止安全装置)を抜きましょう。
- 「ポン」:「ポン!」とホースを外し、火に狙いを定め、伸ばしましょう。
- 「パン」:レバーを「パン」と押すと、ホースの先から消火剤が出るので、安全な位置から徐々に近づき消火してください。
一般的な粉末消火器であれば、粉は約4~5m(乗用車1台分)飛びます。噴射時間は約15秒程度(CM1本分)です。
※もし消火器で消えなかったり、炎の大きさが天井に達して燃え広がるようであれば逃げてください!
ピン!(黄色いピンを抜く) | ポン!(ホースをポンと出す) | パン!(レバーをパンと握る) |
消防団の方へ、ご協力をお願いします。
これからの時期、表郷管内では害虫駆除を目的とした河川堤防敷の火入れが多くなります。
火入れから火災に発展した事例が全国でみられ、表郷管内でも過去数件発生しています。火災を発生させないため、次のことに注意してください。
- 白河市火入れに関する条例施行規則第2条の規定により、火入れを行おうとする期間の開始する日の10日前までに、「火入許可申請書」を事業課まで提出してください。
- 「火入れ許可証」受領の際に添付されている指示事項・尊守事項を確認しましょう。
- 火入れ実施前、実施後には表郷分署に電話連絡しましょう。注意事項の確認や、警報発令時には中止を求めます。(表郷分署☎32⁻3432)
また、万が一の事態に備え、消火活動に使用する車両や資機材、地域の防火水槽や消火栓・消火栓ボックス内の点検も宜しくお願いします。
表郷分署でも火入れ当日には消防車・救急車で警戒活動にあたります。警戒活動にもご協力をお願いします。
資器材の破損は消火活動だけでなく、団員のかたの受傷事故につながります。 | 水利の場所・水量の確認や、消火栓ボックス内の資器材確認も重要です。 |
問い合わせ先
- 2022年2月24日
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