消防行政

文化財防火デーに伴う火災防ぎょ訓練が実施されました!

令和7年1月19日(日)に中島村大字滑津字代畑地内で、中島村消防団により火災防ぎょ訓練が実施されました。

 今回の火災防ぎょ訓練は、文化財防火デーに伴い実施されたもので、防火水槽、地上式消火栓から水利を確保し、設定された火点に向かって迅速に中継、放水が行われていました。新年となり、全国で火災が相次ぐ中、中島村消防団は一丸となり火災の予防、消火体制の確立に尽力していました。

bunka1   bunka2

bunka3   bunka4

文化財防火デーとは

 昭和24年1月26日の早朝、昭和の大修理中であった奈良県法隆寺(世界最古の木造建築物)の金堂で発生した火災により、白鳳時代(7世紀末から8世紀初期)に描かれた国宝の十二面壁画が焼損し、社会的に大きな衝撃を与えました。また、同年2月には愛媛県の松山城の筒井門など3棟が、6月には北海道の松前城の天守など2棟が焼損しました。

昭和24年に続いた文化財の火災によって、「先人たちが残した文化財を火災から守ろう」という世論が高まり、昭和25年に文化財保護法が制定されました。

昭和30年から1月26日を「文化財防火デー」とし、文化財の防火設備の点検と整備を行うとともに、消防演習などを実施して文化財を火災から守る運動を展開することとなりました。

b5

 

中島村の重要文化財第一号 汗かき地蔵

 代畑地区には中島村指定重要文化財第一号の汗かき地蔵があります。この汗かき地蔵は地蔵堂に安置されている高さ170センチほどの石仏で、背部に建武二年と鮮やかに建立年が深刻されています。伝承によれば、古来、事変の起こらんとするとき、この石仏の五体に汗を流すといわれ、奥州汗かき地蔵尊として江戸時代末期まで参詣者をなしたと伝えられています。今では中島村の観光スポットの一つとして、誰でも訪れることが出来ます。

b6

 

上記出典 東京消防庁公式HP、中島村公式HP

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは矢吹消防署です。

〒969-0256 福島県西白河郡矢吹町鍋内25-5

電話番号:0248-42-3762

メールでのお問い合わせはこちら