消防行政
大日本印刷株式会社泉崎工場で総合避難訓練が開催されました。
令和6年11月1日(金)大日本印刷株式会社泉崎工場で、大規模な総合避難訓練が開催されました。
多くの社員の方々が参加され、二酸化炭素消火器を使用した消火訓練や、屋外消火栓設備を使用した実放水訓練を披露しました。
コロナ禍もあり全体で実施する訓練は数年ぶりとのことでしたが、防災管理者を中心に訓練が実施され、迅速な避難ができていました。
当該工場は、危険物を取扱う施設で、危険物施設の火災は全国で一定規模発生しており、一度火災が発生すると甚大な被害になってしまうため、消防用設備の設置場所や使用方法を再度確認し、火災予防に努めるよう工場長から講話があり社員の方々が真剣に耳を傾けていました。
参考:令和5年度の危険物に火災事故は、243件発生しており、うち一般取扱所での火災141件となっています。その中で死者がでた火災事故は2件となっています。
避難中
消火訓練
・約500名の方々が避難開始 ・二酸化炭素消火器を使用し消火訓練を実施
屋外消火栓実放水訓練
・3名の社員の方が、消防操法のように放水訓練を実施し、ホースの曲がり等もなく素晴らしい放水訓練となりました。屋外消火
栓での放水は、建物内の火災だけでなく、野火火災や車両火災でも対応することが可能です。かなりの放水量に社員の方々も驚
いた様子で見学していました。