消防行政
救命講習会を実施しました。
私たちは日常生活を過ごす中で、いつどこで病気や事故におそわれるか分かりません。
もし、みなさんの家族や大切な人が目の前で急に倒れた場合、どのような処置を行えばよいかご存知でしょうか?
心臓の動きや呼吸が止まってしまった人の治療は1分1秒を争います。
傷病者(病気やケガを負ってしまった人)を救うためには早期の119番通報も必要ですが、救急車が現場に到着するまで、現場に居合わせた方の協力も非常に重要となります。
消防署では、こういった場合の応急手当や救命処置についての講習会を行っています。
当分署においても、6月9日に塙町公民館にて救命講習会が行われました。
換気などの基本的な感染予防対策を実施し、少人数での講習となりました。
今回の講習では、プール監視員の方々へ行ったため、訓練用の人形やAEDを使用し、心臓の動きや呼吸が止まってしまった人へ行う、心肺蘇生法をメインに行いました。
日常生活には様々な危険が潜んでいますが、これから夏季となり、気温が上昇すると熱中症や水遊びでの事故などといった危険性もより高まります。
そういった事態に遭遇した際に皆さんの大切な人の命を守るためにも救命講習会を受講してはいかがでしょうか。
また、心肺蘇生法は5年ごとに見直しが行われており、現在はガイドライン2020に則り指導が行われています。以前に受講された方は、講習内容が変わっている場合がありますので、定期的な受講をお願いします。
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- 2022年6月14日
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