消防行政
セルフスタンドにおけるアルコール系消毒液の適切な利用について~お願い~
新型コロナウイルスの感染拡大防止として家庭や職場で消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、危険物であるガソリンなどを取り扱っているセルフスタンドにおいても増えつつあります。
危険物に該当する消毒用アルコールは取り扱いを誤ると火災等を引き起こす可能性があります。(アルコールは火気に近づけると引火しやすい)
計量機の周辺に消毒用アルコールを設置する場合は、火災などの防止のため、取り扱いに十分注意して安全確保の徹底についてご協力をお願いします。
☆消防法上の危険物に該当する消毒用アルコールとは、アルコールの濃度が60%以上(重量%)の製品が危険物に該当します。また、危険物に該当する消毒用アルコールには、法律で容器の表面に危険物の品名(第四類 アルコール類)や危険物の類別に応じた注意事項(火気厳禁)などの表示が義務づけられています。消毒液を使用する前に容器の表面の表示を確認してみましょう!!
セルフスタンドにおいてアルコール消毒液を使用するうえでの注意事項
1 アルコール消毒液を設置するときは、かごやチェーン等による落下措置をした上でなるべく1m以上のところへ設置する。(アル
コールから発生する可燃性蒸気は、低いところに溜まりやすい)
2 直射日光のあたる場所は避けて、休業時など使用しない場合は冷暗所で保管する。
3 容器に破損がないか定期的に点検をする。
4 詰め替える際は、通気性の良いところで行う。
※全国石油商業組合連合会において、セルフスタンドにおける、アルコール系消毒剤の設置・取り扱いに関する啓発用チラシが作成されました。
下記の全国石油商業組合連合会ホームページをクリックしてご利用ください。
問い合わせ先
- 2020年11月13日
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