消防行政
狭隘(きょうあい)空間での車両操作技術向上へ ーたこつぼ・V字教習を実施ー
7月5日、塙分署の駐車場で「たこつぼ・V字教習」を実施しました!
この訓練は、狭い道や住宅地など、スペースが限られた場所で安全に車を動かすための運転練習です。実際の火災や救急の現場では、大きな消防車や救急車を細い路地に入れる必要があるため、日ごろからこうした訓練を行うことが大切です。
パイロン(コーン)を使って狭いコースを作り、車両の感覚やミラーの使い方、ハンドル操作、誘導の仕方などを確認しながら練習しました。隊員同士で声をかけ合い、安全に動けるように工夫しながら取り組みました。
直径5.5mの円にいざ進入 切り返しを重ねてたこつぼから脱出します
道幅2.3mの道路から急に表れたV字。。。 たこつぼと同じ要領で切り返しで脱出
今後もこうした教習を通して、安全に現場へ向かい、スムーズに活動できるよう訓練を続けていきます。
なお、これからの季節は気温が高くなり、熱中症のリスクが高まります。
屋外での作業や運動の際は、こまめな水分・塩分補給、適度な休憩、帽子や日陰の活用などを心がけましょう。