消防行政
特別救助訓練 消防長査閲を実施しました!
令和2年 5月21日(木)
白河消防署に於いて、特別救助訓練 消防長査閲を実施しました。
白河消防本部は引揚救助、ロープブリッジ救出、ロープブリッジ渡過(とか)、ほふく救出の4種目の特別救助訓練を行っており、それぞれの種目で日々、救助技術に磨きをかけて全国大会出場・優勝、さらには実災害現場にて日頃の成果をいかんなく発揮するため、連日救助訓練に励んでおります。
救助隊員は筆記試験及び体力試験を合格した者のうち、さらにチーム内での選考で選出された者です。本日実施した消防長査閲は日頃の救助訓練の成果をいかんなく発揮し、披露するために行われました。
特別救助訓練開始式の様子
オレンジ色の救助服は、選抜された精鋭隊員のみ着用が許されます。
ロープブリッジ渡過(とか)
個人で行います。
建物から別の建物へ渡るために、両建物間にロープを張って渡ります。行きと帰りで渡り方が異なります。
こちらは帰りの渡り方の「モンキー渡過(とか)」です。
ロープブリッジ救出
救助者3名、要救助者1名の合計4名で行います。
建物から別の建物にいる要救助者(救助を求めている人)を救出するために、両建物間にロープを張り、このロープを2名の救助隊員が渡って要救助者に素早くロープを巻きつけてもう1名の隊員がロープを引いて救出し、最初に渡った2名の隊員も再度ロープを渡って戻ってきます。
ほふく救出
救助者2名、要救助者1名の合計3名で行います。
1名が空気ボンベを素早く背負い、もう1名が空気ボンベを背負った隊員の両足に素早くロープを結着(けっちゃく)し、トンネルのような煙道(えんどう)内に入っていき、奥にいる要救助者の身体にロープを巻き付けた後に煙道内を引きながら戻ってきて救出します。
閉会式 (消防長 講評)
全ての訓練が終了したため、2列横隊に機敏に整列し講評を受けています。