消防行政
福島県消防防災航空隊と合同訓練を実施しました!!
山岳遭難事故に備え令和7年9月10日、福島県消防防災航空隊及び白河消防本部との合同訓練を実施しました。
山岳地帯は、険しい地形や変わりやすい天候のため、地上からの救助活動が困難な場合があります。特に、登山道から離れた場所で遭難が発生
した場合、ヘリコプターと救助活動で降下する隊員による迅速な対応が、人命救助の鍵となります。
訓練想定は、登山者が蜂に刺されてアナフィラキシーショックとなり自力で下山できないことを想定し、実践的な連携活動を行いました。
訓練計画場所であった赤面山が今回、天候不良で使用できなかったため、西郷村の信越半導体鶴生防災ヘリ西郷訓練場を使用しての訓練となりました。実際の訓練では、ヘリコプターから航空隊員と共に現場投入を想定した救急救命士及び消防隊も降下して要救助者に接触するという流れの訓練を行いました。救急救命士の傷病者観察の後は、ホイスト(吊り上げ装置)を使った負傷者の収容や搬送手順も確認し、有事の際の連携を強化しました。
今回の訓練で得た成果と課題を共有し、今後の救助体制のさらなる強化に努めてまいります。登山者の皆さまが安心して山を楽しめるよう
私たちは日々の訓練を重ね、万が一の事態に備えます。