消防行政
熱中症にご注意ください!
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される場合に環境省及び気象庁が警戒を呼び掛けるために発表する「熱中症警戒アラート」。
今年は大型連休前の4月27日から10月26日までが対象期間となります。
熱中症警戒アラートが発令された場合は屋外での運動は控えましょう。
熱中症は真夏のものと思われがちですが、昨年の5月に熱中症で搬送された人数は全国で1626人(福島県内は19人)でした。
過去のデータ上、5月は暑さ慣れしていない時期であり、田植えや運動会など屋外での長時間活動も増えるため、熱中症を発症しやすくなります。
熱中症対策をしっかり行いましょう!
熱中症予防
1 体調管理に注意しましょう | 2 適度に塩分・水分を補給しましょう。 |
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十分な睡眠、食事を摂り、普段の体調管理を徹底しましょう。 |
スポーツドリンクや塩分の入った飴、タブレットなど、適度に摂取しましょう。 ※ お茶やコーヒーは利尿作用があるため水分補給には適しません。 |
3 エアコンを上手に使いましょう。 | 4 屋外での運動時や作業時にはマスクを外しましょう。 |
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屋内での熱中症も増加しています。適宜換気し、新型コロナウイルス対策をしながらエアコンを使用しましょう。 | 周りの人と距離を保ち、マスクを外しましょう。 |
熱中症の症状と処置
1度熱中症【熱中症の初期】 | 2度熱中症【医療機関受診】 | 3度熱中症【重症・要入院】 |
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主な症状:めまい、ふらつき、こむら返り | 主な症状:頭痛・嘔吐・判断力の低下 | 主な症状:意識障害 |
汗の状況:発汗 | 汗の状況:多量発汗 | 汗の状況:発汗停止 |
処置 (1)涼しい場所、日陰に運び、衣服を緩める。 (2)意識がしっかりしていればスポーツドリンクや水を飲ませる。 (3)送風し体表面を冷却する。氷水が入った袋が用意できる場合には両脇に挟む。 |
処置 (1)涼しい場所、日陰に運び、衣服を緩める。 (2)自分でスポーツドリンクや水が飲めない場合、無理に飲ませない。 (3)送風し体表面を冷却する。氷水が入った袋が用意できる場合には両脇に挟む。 |
処置 (1)涼しい場所、日陰に運び、衣服を緩める。 (2)水分を飲ませない。(嘔吐・窒息防止) (3)送風し体表面を冷却する。氷水が入った袋が用意できる場合には両脇に挟む。 |