白河消防署表郷分署からのお知らせです。令和3年11月9日〜令和3年11月15日の7日間は秋の火災予防運動が始まります。
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。今年度の全国統一防火標語はこちらです。
「おうち時間 家族で点検 火の始末」
突然ですが、火災が多い季節はいつだとおもいますか?
火災の出火件数は11月から始まりぐんぐんと伸び3月がピークになります。秋〜春先まで気温が下がり乾燥するというイメージがありますよね。総務省消防庁が発行している火災統計によれば、火災は年を追うごとに減ってきていますが、それでも全国で年間3万4千件以上起きています。つまり、1日に95件、15分に1件程度のペースで出火していることになります。火災で一番多い原因はなんだとおもいますか?ランキング形式で第3位から発表します。
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第3位は「こんろ」です。調理の際に火を付けたままその場を離れてしまい、油が熱され発火し火災になる事案が発生しています。コンロから離れる際は、かならず火を消してから動きましょう。また、コンロの近くに電化製品を置くと発火の原因になります。
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次に第2位は、「たき火」です。空気が乾燥し物が燃えやすい時期ですので強い風の日には行なわないで下さい。炎が付近の枯草や落葉に燃え移ったり、近くの林野に飛び火したりして火災になる原因になります。たき火を行う時は、常に監視して火が完全に消えるまでその場を離れないようにして下さい。また、水バケツを準備し火災にならない措置を講じてから行うようにして下さい。
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そして第1位は、「たばこ」です。みなさんご存知ですよね。家でリモートワークしている人もいるかと思います。家でたばこを吸われている方は、たばこの吸い殻は水で完全に消してから処分しましょう。また、灰皿に吸い殻を溜めずこまめに捨て布団やベッドの上で吸わないようにしましょう。たばこの先端は600度近くあります。布団やカーペットに燃え移れば火災になりえます。十分気を付けていきましょう。白河消防署表郷分署からのお知らせでした。