消防行政
山火事に注意しましょう
日ごとに暖かくなり、すっかり春らしい陽気が近づいています。
この時季に気をつけていただきたいのが、山火事です。この時季は、降雨量が少なく空気が乾燥する日が多くなります。
加えて秋から冬にかけ山肌に堆積している枯れ葉なども乾ききっており、山火事が発生しやすい条件が揃っています。
山火事の原因は、たき火、火入れ、放火(疑い含む)、たばこが多く、人為的な要因によるものです。
山火事は、市街地での火災とは異なり、山中には消火栓や防火水槽などの消防水利が整備されていないことや道路状況が悪く
消防活動が非常に困難です。
森林は、一度焼失すると再生するまでに長い時間を要します。また、土壌の保水能力の低下を招き、台風や集中豪雨などの
大雨により土砂災害が誘発され大きな被害へ繋がる恐れもあります。
山火事は、皆様の注意で十分防ぐことができます。尊い人命や美しい緑を火災から守るため以下の注意点に気をつけて過ごしましょう。
林野火災防止のための注意点
- 気象状況により火気の使用を控える。
- 火気を使用する場合は、周囲の可燃物の状況に注意し、近くに消火用の水を必ず用意するとともに、その場から離れないよう十分に管理する。
- たばこの吸い殻は必ず消し、投げ捨ては絶対にしない。
- 火遊びは絶対にしない。