消防行政
ガスの取扱いに注意しましょう
県内の飲食店で爆発事故が発生!!
7月30日、県内の飲食店でガス爆発により、死傷者20名を出す事故が発生しました。
原因は調査中ですが、LPガスの漏えいによるものと疑われています。
私たちにとってとても身近なガスですが、取り扱い方法や維持管理方法の誤り、機器の老朽化など少しの間違いが大きな事故につながります。
今一度、身の回りのガス機器について確認しましょう。
ガスを安全に使うためのポイント
点火・消火は必ず目で確かめましょう。
点けたつもり、消したつもりが、事故のもとです。
ガスの元栓は、使用時には全開で、使用後は完全に閉めましょう。
こまめに元栓は閉める習慣が大事です。
使用時は換気をしましょう。
換気不足は酸素不足になったり、室内に排気ガスが充満して不完全燃焼を起こし有害な一酸化炭素を発生したりするため、たいへん危険です。
ゴム管は点検し、早めに交換しましょう。
ひび割れ等していませんか。ガス漏れのおそれがあるため、はやめに交換しましょう。
ガス器具をお手入れしましょう。
こんろの目詰まりなどは不完全燃焼の原因です。定期的に掃除をしてください。
調理中は離れないようにしましょう。
火災につながります。絶対に離れてはいけません。
もしものときは
室内の火は全部消してください。
ガス栓・器具栓を閉めてください。
扉や窓を十分に開けてください。
コンセントやスイッチに触れないでください。
LPガス販売店へ連絡し、点検を受けるまでガスを使用しないでください。
埋設管の腐食・損傷に注意!
ガス管の埋設管が腐食・損傷しているとガスが漏洩して大事故につながります。
おかしいなと思ったらお近くのLPガス販売店に相談して速やかに対策をとってください。
参考:福島県LPガス協会
問い合わせ先
- 2020年10月28日
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